Ange(アンジュ)プロデュースの結婚式

秋葉 川上家 結婚披露パーティー

ご相談&会場決定

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お二人は、ご新婦が再婚ということもあり、結婚式をするかしないかで迷っていらっしゃいました。
最初ご新郎がお一人でご相談にいらっしゃり、写真だけでも残したいとのお話でした。
が、せっかくのお祝い事です。
新しいご家族の出発を皆さんにお祝いしていただいたほうがいいのでは?と考え近くにあるカフェでのウェディングをご提案させていただきました。
このカフェは、ログハウス調の温かみのあるカフェで、同じ敷地内にバラの苗の専門店があり、バラの時期になると色とりどりの花が咲き誇り、バラの香りで包まれます。
カフェの下には緑の芝生に覆われた素敵なお庭があり、そのお庭には手作りの木製のガゼボがかわいらしく飾られています。
実は、ここでお食事をするたびに、ウェディングができないか?と考えていたのです。
そんなときにご新郎からご相談を受け、「今までに結婚式をやったことの無い会場だけれども、逆に写真撮影とあまり変わらないお値段アットホームな素敵な結婚式になると思いますよ。」とお勧めさせていただきました。
ご新郎も、このご提案に「是非!」といっていただき、そのお打ち合わせの後すぐにご家族でカフェにお食事に行かれたそうです。
そこで、ご新婦とお子様にも気に入っていただき、さっそくお店の店長とオーナー婦人にウェディング会場として一日お店を貸しきれないか?とお願いをしに行くことになりました。
初めてのことで戸惑っていらっしゃいましたが、おめでたいことなので、と快諾いただき、「ホテルと同じようなサービスはできないけれど、できる限りのことはさせていただきたい」とおっしゃっていただけました。

打ち合わせ

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会場が決定し、実際にどのようなお式にするのか、ご新婦を含め、お打ち合わせをさせていただきました。
ご友人が沢山いらっしゃるお二人は、遠くにいる親戚を呼んで行う披露宴よりも、日頃お世話になっているご友人を中心にお呼びして、形式や風習にこだわらず、2人らしい楽しいパーティーを行いたいという事でした。
披露宴には、ご家族皆様に出席していただきたいとのことで、負担のかからない会費制にして、行うことになりました。

また、お式は、カフェのお庭で行い、神父役はご新婦が通っていらっしゃる英会話教室の外国人教師のE先生にお願いすることになりました。
実はこのE先生はDJでもあるんです。
日頃お使いになっているDJブースもお持ちいただき、音響設備の無い会場でBGMを流したり、マイクのセッティング等音響担当もお願いすることになりました。

披露宴のイメージ作り

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お話を進めていくと、新郎新婦お二人とも、申年という事がわかり、サルをテーマにサルの大好物のバナナを使って何かできないか?というお話になりました。
そこで当日、ゲストの皆様にバナナをお持ちいただき、通常、人前式の際、ゲストの皆様に拍手等で2人の結婚の承認をしていただくのですが、今回は、そのバナナを承認の印とさせていただきました。 更に、羽織袴を着たいというご新郎と、ウェディングドレスを着たいというご新婦のご希望から、コンセプトは和洋折衷、ミスマッチマッチングにしようという事になりました。(これは、一件ミスマッチ(不釣合い)のように見えて、実はベストマッチなお二人を指す造語としてANGEがつくりました。)
そこで、ゲストの皆様にもミスマッチマッチングをテーマに正装をお願いすることになりました。
たとえば、スーツに下駄、和装に洋風ヘアメイク等、どこか一箇所着くずして、おしゃれに決まる様考えていただくことにしました。
招待状にお二人の趣旨を記載し、ゲストの皆様にお伝えしました。
そして、当日は、ファッションショーを行い、ベストドレッサー賞を決定することになりました。

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更に、ご新郎が有名なホテルでお仕事をされていたシェフということで、ご自身でお料理をされてはいかがかと、ご提案させていただきましたが、お式当日は、ゆっくりとゲストとお話がしたいとのことで、カフェのシェフに事情を話し、ご新郎のご希望のお料理を作っていただくことになりました。
更に、ご新郎が始めて師匠に教わったという桜を使ったデザートをイメージして、桜のムースも作っていただきました。
また、ウェディングケーキも、近くのケーキ屋さんにお願いいたところ、お二人のテーマであるサルのイラストを書いてくださり、ゲストお一人お一人に召し上がっていただくため、バナナの形のエクレアの様なケーキも作っていただくこととなりました。
更に、ミスマッチマッチングということで、ご新郎のご希望の桜の塩漬けが入った、和風のゼリーをケーキの上にのせていただきました。

衣装選び

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続いては、お衣装選びです。
ご新郎はお着物にもお詳しく、何点か試着をされ、刺子の羽織袴をお選びになりました。
お新婦は、お嬢様が中学生という事もあり、後にお嬢様のご結婚の際お使いいただけるよう、レンタルではなくご購入をお勧めいたしました。(ANGEの場合、ファーストレンタルも、ご購入もさほどお値段が変わらないので、こういったことも可能なんです。)
そこで、カタログを参考にサンプルをとりよせ、ご自宅に衣装を持って伺いました。
お子様2人が見守る中、試着スタート!日頃見慣れないお母様のドレス姿に、なんだか照れくさそうなお2人。
とてもお子様が2人もいらっしゃるようには見えない、スリムで若々しいご新婦は、カタログの段階では、かわいすぎるかな?といっていた、ネックの周りにフリルが沢山ついたドレスが一番お似合いになり、お嬢様とともに、即決定されました。
そこから、ご新婦のサイズに合わせて発注です。
後は出来上がりを待つのみとなりました。
お子様のお衣装も、ご両親と同じく、お嬢様はドレスを、お坊ちゃまは羽織袴をお召しになることになりました。

ヘアメイク・装花・お写真打ち合わせ

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さて、今回もヘアメイクはAngeでいつもお願いしている大西さん。
ご本人もとっても素敵な女性ですが、新婦をより美しく見せる天才です。
今回ご新婦は、当日大西さんの腕にお任せするという事で、事前の打ち合わせは一切行いませんでした。
が今回のご新婦も大喜びの出来栄えでした!
更に、お嬢様のヘアメイクも行っていただき、大満足のお二人でした。
会場装花は、お二人の飲み友達のお花屋さんにお願いし、無駄の無いよう、お式でも披露宴でも2次会の会場にもそのまま使えるお花を作っていただくことになりました。
ブーケ・ブートニアは、会場がバラの専門店でもあるため、店長さんにお願いし、バラのキャスケードブーケを作っていただきました。
当日のお写真は、ご新郎のご友人がカメラマンという事で、お願いすることになり、ご友人が多いお二人ならではの頼もしい助っ人が沢山です。

お式・披露宴演出打ち合わせ

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招待状のお返事も頂き、だいぶ出席者が固まってきました。
ここからより具体的にお式・披露宴の演出内容の打ち合わせが始まりました。
まずは、お式!今回は、E先生に牧師をお願いしていますが、けしてキリスト教式ではなく、ゲストの皆様全員に承認していただく人前式の形をとりました。
事前にE先生ともお打ち合わをせさせていただき、バナナの承認もご理解いただきました。
入場は、バブルシャワーとともに、お坊ちゃまに先導されたご新郎から入場し、続いて、お嬢様に介添えをしていただきご新婦の登場としました。
そして、お式から披露宴までの間、お庭で集合写真や、スナップ写真を楽しんでいただきパーティー会場へ。
今回、会場が小さいため、着席スタイルでは難しかったのですが、お二人は、自分達が立つことになっても、ゲストの皆様にはお座りいただきたいと、強くご希望されたため、新郎新婦のメインテーブルをあえて設けず、常に、ゲストのテーブルを廻りながらお話していただくことになりました。
更に、ビュッフェスタイルやDJブースを入れたため、ゲスト全員に会場の中にお座りいただくことができず、テラスにもお席を設けさせていただくことになりました。
会場の中だけではなく、テラスにいても楽しめるよう工夫をさせていただきました。

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披露宴では、新郎新婦が皆様のテーブルを廻りゲストのテーブルにお花を挿しながらご挨拶とともに入場
新郎のウェルカムスピーチに続き、お坊ちゃまから新郎新婦のご紹介を
来賓挨拶に続き、新郎の強いご希望であった、家族4人仲良くのシャンパンタワー
そしてスタッフが少ない会場を逆手にとり、乾杯の前に、新郎と各テーブルから1名ずつシャンパンオープンを行っていただき、それぞれのグラスにお注ぎ合わせ頂くことにしました。
お食事は、着席ビュッフェスタイルにし、ご自由に会場の中を動いていただくようにしました。

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今回の余興のメインはファッションショーです。
まずは、お子様ファッションショー、出場してくださったお子様皆さん皆に賞をつけてプレゼントです。
続いては、アダルトファッションショー。
そしてベストドレッサー賞の発表の前に、ケーキ入刀、ファーストバイトを行い、シャッターチャンスをつくります。
デザートビュッフェの後、いよいよベストドレッサー賞の発表です。
盛り上がったところで新郎からの謝辞。
そして、お開きの際は、カフェご自慢のケーキをお土産にプレゼントすることになりました。
唯一の気がかりは当日のお天気でした。

本番当日

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本番当日は心配をよそに良いお天気。
ガーデンウェディング日和となりました。
きれいな会場でお式を行いたいというご新郎のご希望で、会場のスタッフの皆さんは朝早くから、落ち葉を広い大掃除までしていただきました。
会場装飾、ご新婦お嬢様のメイクも完了。
ところが、いつまで待っても朝から床屋に出かけたご新郎とお坊ちゃまがお見えになりません。
ゲストの皆さんも思い思いの格好で続々と集まり、どうしよう?と思った矢先にご新郎が滑り込みセーフでやってきました。
先に到着していたお坊ちゃまのお着替えを済ませましたが、ご新郎はお着替えが間に合わず、2次会に着る予定だった白い学ランを着ての登場です。
羽織袴は2次会でお召しになることになりました。

そしていよいよ挙式本番!ゲストをお迎えし、本番スタート!
新郎新婦入場とともにシャボン玉が青空に舞いとっても幻想的な雰囲気に!
白い学ランのご新郎とドレスのご新婦の後ろにドラえもんやセーラー服姿の偽コギャルがいたりととっても楽しいお式になりました。
挙式後、ゲストの皆さんとともにお写真撮影!
なぞの中国人や探偵やプーさんまで、まるで世界万博のような雰囲気の中、楽しい集合写真が撮れました。

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シャンパンタワーのセッティングも無事に終わり、ゲストの皆様にパーティー会場に移動していただき、新郎新婦の入場です!
かごの中に入ったお花を一輪一輪各テーブルに飾っていくお二人、ゲストの皆様からの温かい祝福と拍手に包まれて、笑顔での入場となりました。

新郎のウェルカムスピーチで幕を開けた披露宴!
お坊ちゃまが、ご両親をご紹介すると会場からも笑みがこぼれました。
ウサギの耳をつけた上司の来賓挨拶に続き、いよいよ注目のシャンパンタワーです。
ご新郎ご新婦は一番上の段から、そして、お子様お二人は中段からシャンパンを注いでいただきました。
何とか無事に下まで流れ、家族のシャンパンタワー大成功です!!
そして、ご新郎とゲストの皆さんで各テーブルにあるシャンパンを一斉にオープン!パーティーの始まりです。
お席の無いご新郎ご新婦は、各テーブルを廻り、お友達のお席に座ってみたりたったまま談笑を楽しまれたり、ゲストとともに瓶ビールの一気飲み!
気付くとご新郎の頭の上には、ゲストからのメッセージ入りのはげヅラが!!
本当にお二人らしい、楽しいパーティーになりました。

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お酒もすすみ、盛り上がったところで、本日のメインイベント、ファッションショーの始まりです。
かわいらしいキッズ7人とお坊ちゃまが参戦!
DJのE先生の掛け声の元、登場したキッズ達、皆が照れて下を向いてしまう中、お坊ちゃまは大活躍!
物怖じせず、拍手喝采を浴びていました。
みんなそれぞれにかわいらしい格好をしてきてくれて、お一人お一人に、それぞれ、新郎新婦から賞をつけてプレゼントを差し上げました。
そして、アダルト部門、こちらは、急遽ファッションショーを中止して、ご主人が山姥?奥様はコギャルに!
お嬢様二人はチャイナ服に身を包み、ご家族皆さんで仮装をしてきてくれたご家族にベストドレッサー賞を差し上げることになりました。

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続いてはお待ち兼ね、ウェディングケーキ入刀です。
注文どおりのかわいらしいケーキが出来上がりました。
はげヅラ頭のご新郎とドレス姿のご新婦というケーキ入刀に、ファーストバイトは、ケーキの上に載っていたバナナのエクレアを丸ごとご新婦の口へ運ぶご新郎、とってもにぎやかな楽しいケーキ入刀となりました。
最初から最後まで、笑いがいっぱいの披露パーティーにゲストの皆さんも大満足されていらっしゃいました
そして最後は会場スタッフとAngeスタッフそして、当日音響やお花、カメラマンや瓶集めなどお手伝いしてくださった助っ人のご友人とともに写真撮影!
新郎新婦お二人の人柄が伝わる友情あふれる素敵な手作りウェディングとなりました。

秋葉ご夫妻からのコメント私たちの結婚式は親しい友人やお世話になった人達と共に楽しく 思い出に残るひと時にしたいという考えのもとプランナーさんにはこちらの立場になっていろいろと考えていただき、沢山わがままも言い大変お世話になりました。
サプライズ好きな主人は白ラン(白い学ラン)に和装を準備していただき、私はもちろんプランナーさんと選んだお気に入り(その上格安!)のウェディングドレスです。
ウェディングケーキはお互いの干支に掛けて猿とバナナをデザインしていただきました。
美味しくてもっと食べておけば良かったと思ったほどです!
春になるとあのステキなカフェと暖かい日差しに包まれたバラ園を思い出し、また訪れたくなってしまいます。